Re: ありがとうございます

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403. Re: ありがとうございます

お名前: Kicco
投稿日: 2006/6/5(02:41)

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りかごんさん、Yokoさん、いづこさん

こんばんは。Kiccoです。

Yokoさんが書いてくださった事、私が途中まで書いていた事と同じことがいっぱいあったので、日ごろ活動をご一緒させていただいていて、やる事も同じだなとうれしくなってしまいました。

りかごんさん、わたし、りかごんさんと同様に6年前、幼稚園の正課で英語を教えるということになった時、最初は、楽しくてこんなに恵まれたお仕事をいただいた事に感謝、しかし同時に、毎回ドキドキと苦しさ、広い会場での喉の酷使という日々でした。親子読書、小人数のグループレッスンの経験はあったのですが、大きなグループ、それも幼稚園生ははじめてでした。でも、園に入るなり、会う子ども達が皆 Hello.と元気良く声を掛けてくれるのがなんとも、楽しく、顔を輝かせて参加してくれる子ども達の姿に、こちらがパワーをいただいて、ここまで続けてくる事ができました。りかごんさんもきっと同じような思いをもっていらっしゃるのではないかと思います。
自宅教室での小さなグループと違い、幼稚園の中にいると、子ども達は大きなグループでも、「聞く」という姿勢ができているというのが私の感想です。しかし、やはりグループ全体が集中してできる時間配分を考える必要があると思います。

りかごんさんは、週一回 30分をORTの読み聞かせに当てていらっしゃるのですね。

わたしの場合も、正課のレッスンは 年長さん30分、年少、年中は20分です。こちらは、信じられないとおもいますが、なんと学年全体が一グループです。1グループ90人から120人です!
課外のクラスは、本年度は募集しなかったので、1クラス6名と7名ですが、3月までは 1グループ 12人、15人をアシスタントの先生と一緒にやっていました。こちらは 1時間から1時間10分のクラスです。

りかごんさんの 15名というグループは、園の課外の希望者でしょうか?それとも保育の中で、園の先生と共同で行うクラスでしょうか?参加されているお子さんたちは、4月に始める前の英語経験はありますか?園で英語を教えるのは、今回がはじめての試みですか?それとも、以前からボランティアの方が英語を教えられていたのでしょうか?
レッスンの時間と内容は、りかごんさんが自由にきめることができるのでしょうか?
現在は 30分をどのような時間配分で使われていますか?30分全部 ORTの読み聞かせですか?ほかに歌、チャンツ、TPRなども取り入れていらっしゃいますか?

私は、幼稚園生には、歌とチャンツがとても良いと思っていますので、まず 定番の歌を3曲くらい歌い、その月の新しい歌を(手遊び歌、アクションをつけた歌など)歌います(。その後、エプロンシアターや人形、ビッグブックを使ったお話をしています。歌やチャンツはある程度の期間続け、楽しく歌えるようになったら、新しい歌を歌いますが、必ず以前にやった歌もリサイクルしていくようにしています。3年間の大まかなレッスンプラン(すご〜く大まかなプランです。)

絵本の読み聞かせは、大きなグループでは 読み聞かせというより、子ども達も参加する参加型読み聞かせが多くなります。また、繰り返し何週にわたって読みます。今週ビッグブックで読んだら、翌週は同じ絵本を今度はエプロンシアターでやったり、手袋シアターでやったり、各クラスから数名 前に出てもらって演じてもらったりと、少しづつ目先を変えることもしています。(以上正課クラスです。園の先生の参加もありますが、基本的には私がレッスンを進め、先生方にご協力をいただいています。大グループですので、先生方の協力なくしてはできないクラスです。)

課外の場合は、1時間以上あるので、時間のかかるクラフト他、さまざまなアクティビティをする事ができます。

りかごんさんは、現在ORTのみの読み聞かせをされているのですね?
使っていらっしゃるのは First Wordsからとのことですが、Kipper StoriesとBiff and Chip Storiesは使われていらっしゃらないのでしょうか?
この2シリーズは、ORTを読まれるなら、絶対に加えてほしい12冊です。文字がないので、お話を広げる幅がひろくなります。幼稚園生なら この下のステージで楽しくInteractしながら、リサイクルしながら進めるのも一案です。

親子読書の場合は、毎日読む機会がありますので、どんどん読み進めて行っても良いとおもいますが、幼稚園で週一回の場合は、1週間本に触れない期間がありますので、キャラクターの事を良く知るためのアクティビティも加えると良いと思います。お子さんたちはORTがとても気に入っているようですので、きっと楽しんでやってくれると思います。
ビッグブックがあるとよいですが。。。
紙のお皿に割り箸を貼り付けて、キャラクターのペープサートなどを作っておくと、いろんな場面で使えます。キャラクター紹介や役になりきってせりふを言うときなども、直ぐ役振りができます。
Oxfordの回し者ではありませんが、Alphabet FriezeもAlphabetプラスキャラクターのカードが入っていますので便利です。

もし幼稚園がある程度予算を出してくださるようでしたら、Extended Storiesを購入されることをお勧めします。Extended Storiesには、Stage1から4までのお話が詳しく書かれています。たとえば、First WordsのThe Pancakeですと、Page1は
Dad loves to watch programmes about cooking on television, so when he came to make a pancake, he decided to have some fun. He pretended he was on television. Biff and Chip were used to Dad’s jokes, so they joined in. ‘The Flying pan.’, said Dad ‘To make the pancake, you need a large pan. …..
と Page 1だけでも更に続きます。このような背景を知っていると、お話しを広げることができ、テレビの料理ショー風にやってみようなどと、話を広げる事ができます。先生自身も読んで楽しいので、お勧めです。

同じORTでも、年齢に応じて読み方が変わると思います。幼稚園で、週一回、自分のORTは持っていない、教室に来た時だけ本を読むことができるという条件では、一冊をじっくり読むことも選択肢だとおもいます。

Yokoさんがアドバイスは私にも再確認になりとても勉強になりました。

>私は、読み聞かせはレッスンの一番最後にしていました。
60分のレッスンなら、「動」と「静」を作り、歌やチャンツやアクトアウト、体を使って遊ぶゲームを、読み聞かせの前に行い、子供たちが自然に、休憩して
> すわりたくなるような感じにしていました。同じようにしていらっしゃる方は
> 多いように思います。

私も同じです。最近は 歌の後 –開始後20分くらいで、本がベースになった遊び歌をする事があるので、その場合は本をその前に読むこともあります。またWalking Through the Jungleなどのように 子ども達をChaseしながら遊ぶ場合は、やはり後半ではなく前半によみます。

通常は1時間レッスンの場合は、最後の10分から15分を読み聞かせの時間にしています。ORTを使ったアクティビティがある場合は、もう少し長くても良いですね。

> 子供たちが大好きな絵本の時間については、お約束があるといいですね。
> こどもたちと呼吸を合わせるように、生徒さんが静かになったら始めると
> こどもたちも集中して聞いてくれます。
> 実は昨日、とてもよいおまじない(?)のチャンツを聞いたのでご紹介します。

このチャンツいいですね。私もいただき!です。 私のところでは、Story Time!というと 園の読み聞かせの時にやっているように 扇型に子ども達が座るようになっています。

>
> 事前に自宅で、絵本の持ち方を鏡の前で練習したり、子供たちとアイコンタクトしたり、間のおき方や声の調子など、いろいろ練習してきて、さあ、いよいよ、
> こどもたちの前に読みます。ドキドキですね。

子供の視線に立った持ち方はとても大事ですね。特に小さな子たちはを下に座らせた場合は、本は必ず下向きにしないと、子ども達には見にくいのですが、読み手からはその持ち方は読みにくいのです。読み手に読みやすい持ち方は、聞き手に見にくいともいえます。ですから、やはり事前に読み込んでおく事はとても大事です。
児童英語と多読のサイトに
http://www.seg.co.jp/sss/information/tadokists/report/yomikikase.files/frame.htm
読み聞かせの注意点がありますので、ごらんになってください。

りがごんさんが 子ども達と楽しい絵本タイムを持たれていることは素晴らしいことですね。是非 楽しみながら(時には苦しみながらもあるかもしれませんが)続けてくださいね。

長々と失礼しました。
Kicco

手遊び歌ですが、関東近郊にお住まいでしたら 毎月金曜日にEdventureというグループで勉強会を行っています。(私は幼稚園があるので、一回も参加でいないままですが。。)
また アルクの とびだせ英語遊び歌 のビデオも良いです。こちらは Kiddy Cat英語教室の教材として渡される遊び歌がセレクトされて入っています。


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